日々の生活で、「どちらを選ぶべきか」と悩む瞬間はありませんか?
たとえば、買い物や時間の使い方、健康管理など、日常には大小さまざまな選択があふれています。
そこで今回は、心理学のプロスペクト理論を使って、効率的でストレスフリーな選択をする方法をお伝えします!
プロスペクト理論とは?
簡単に言うと、プロスペクト理論は「人は損失を避けようとする傾向が強い」という心理を明らかにした理論です。
具体的には、以下のような特徴があります。
損失回避バイアス
損失を避けようとする心理が、利益を得る喜びよりも強い。
例:1,000円を貰う喜びより、1,000円をどこかに無くしてしまった痛みの方が大きく感じられる。
参照点依存性
判断基準は絶対的ではなく、現在の状況(参照点)に依存する。
例:いつも300円のコーヒーがセールで200円になると得した気分になるが、最初から200円だったら特に喜びを感じない。
感応度逓減性
損失や利益の増加に対する感情の反応が、次第に小さくなる傾向。
例:100円を得たときの喜びは大きいが、すでに1万円を持っている人にとって100円の増加はあまり喜びを生まない。
日常での活用法4選
買い物での「お得感」に惑わされない
スーパーやオンラインショッピングで、「○○円お得」「セール中!」という広告を見ると、つい買いたくなりますよね。
でもその「お得感」が本当に自分にとって価値があるか、次のように冷静に考えてみましょう!
- この商品を使っている自分が1ヶ月後に満足しているか?
- セール品を買わなかったお金で、本当に欲しいものに使える
健康習慣を維持するモチベーションに使う
運動や食事管理を続けるのは簡単ではありません。
でも、「やらないとどうなるか」という損失を意識すると、行動を起こしやすくなります!
例えば、次のように考えてみましょう。
- 運動をサボると体重が増える、体調を崩す可能性がある。
支出を分けてタイミングを調整する
大きな買い物をした後は、予算感覚が一時的に麻痺しがちです。
大きな買い物と小さな買い物を別の日に分けることで、不要な支出を抑えられます!
家事や日常のタスクを前向きにする
面倒な家事を先延ばししてしまうこと、ありますよね?
そんなときも次のように考えてみましょう。
- 皿洗いを後回しにすると、翌朝の気分が悪い。
- 5分で片付ければ気持ちよく過ごせる。
まとめ
私たちは「損失を避けたい」という心理に左右されがちですが、この特性を逆手に取ることで、日常生活をもっとスムーズにすることができます。
ぜひ今日から試してみてください。選択の迷いが減り、毎日が少し楽になるはずです!
それではまた、次回の記事でお会いしましょう!
すいの一言
私もスーパーでセールやってると買いたくなります笑
そう思うところは直さなくていいんです。
そう思った後に「あ、でも・・」と思い返すことが大事です。